子宮癌検査のすべてを紹介!検査の流れや検査内容を徹底解説

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「今度子宮癌検査を受けることになったけれど、どういう内容の検査なのか心配…」「検査内容を前もって知っておきたい」と不安ではありませんか?これまで子宮癌検査を受けたことがないと、なおさら不安になるのも仕方のないことです。

どういう検査をするのかを知り、前もって心の準備をしておきましょう。本記事では、子宮癌検査について、検査の流れと検査内容について詳しく紹介します。本記事を読んで、だいたいの流れを押さえてくださいね。子宮癌検査について、医科サプリ編集部がお届けします。

子宮頸癌検査の流れ

子宮癌は、子宮頸癌(しきゅうけいがん)と子宮体癌(しきゅうたいがん)の2つに分類され、検査もそれぞれ違います。まずは、子宮頸癌検査から説明しましょう。

子宮頸癌検診では、子宮頸部の細胞を採取して細胞診を行います。そこで子宮頸癌が疑われた場合に行われる検査が子宮頸癌検査です。

子宮頸癌検査は、以下の流れで進められます。

1.組織診とコルポスコープ診
2.超音波(エコー)検査
3.CTおよびMRI検査

それぞれの検査内容を詳しく説明していきましょう。

組織診とコルポスコープ診

子宮頸癌検診で癌の疑いがあると、癌になっていると考えられる子宮頚部の一部を小さく切除した上で、顕微鏡を使ってじっくりと確認します。この検査を組織診と言います。小さいながらも組織の一部を切り取るため、出血や痛みが伴います。

組織診に用いる組織を切り取る際、どこが癌化しているのかを判断する検査がコルポスコープ診です。コルポスコープというのは検査に使用する拡大鏡の名前で、コルポスコープを使って子宮頚部を大写しにし、怪しそうな部分に狙いを定めて組織を切り取るようにします。組織診とコルポスコープ診はセットで行われる検査と考えてください。

組織診は通常外来での検査が可能なのですが、あまりに小さい組織では、癌の進行度合いが判断できない場合もあります。その場合は、組織をもう少し大きく切り取らねばならないこともあって、入院となる可能性もあります。

超音波(エコー)検査

超音波検査では、身体の中を画像で見て、癌と疑わしい部分の範囲や他の臓器との位置関係、癌細胞の転移が見られないかなどを検査します。この検査は、おなかにゼリーを塗って横になるだけなので、痛みなどのストレスはほぼありません。体表からではなく、膣内から検査をする場合もあります。

CTおよびMRI検査

CTおよびMRI検査は、超音波検査では確認できない全身の状態を確認するための検査です。子宮頚部の周囲がどうなっているのかをより細かく観察できるほか、他の部位への転移が見られないかの確認ができる点が大きなメリットと言えるでしょう。どちらも体内に造影剤を注射してから撮影しますので、注射の痛みは少しありますが、それほど大変な検査ではありません。ただ、造影剤でアレルギーが出る場合もあるので、これまで造影剤の注射でアレルギーの経験がある場合は申し出ましょう。

子宮体癌検査

子宮癌検査と言えば、子宮頸癌検査を指すぐらい、子宮頸癌検査は普及しています。それは、日本人女性が子宮頸癌に罹患する割合が高かったためです。しかし、現在は子宮体癌もかなり増えてきており、子宮体癌検査を受ける必要がある人も多くなっています。子宮体癌検査は、以下の流れで進められます。

1.病理検査・病理診断(細胞診・組織診)
2.内診・直腸診
3.子宮鏡検査
4.超音波(エコー)検査
5.CT検査・MRI検査

こちらも順番に見ていきましょう。

1.病理検査・病理診断(細胞診・組織診)

子宮頸癌と同様、子宮体癌も細胞診と組織診を行います。細胞診は子宮内膜から採取した細胞を調べ、疑わしい結果が出たら、組織を採取して顕微鏡で確認する(組織診)流れです。組織を採取する場合は、子宮内膜からスプーンで疑わしい部分をこすり取ったりチューブで吸い取ったりします。場合によっては内膜全体を採取することがあり、この時はかなり痛いので麻酔が使用されます。

2.内診・直腸診

子宮や卵巣に異常がないかどうかを膣から手を入れて調べる検査が内診です。直腸診は、直腸周囲に病変がないかどうかを肛門から直腸へ手を入れて確認します。内診、直腸診ともに病変が周辺組織に広がっていないかを確認する重要な検査です。

3.子宮鏡検査

直径3mm程度の非常に細い内視鏡を使い、腟から子宮体部に内視鏡を入れて、内部の状態を確認します。通常、組織診とともに行い、組織診で採取するべき「疑わしい場所」を探します。

4.超音波(エコー)検査

子宮頸癌の超音波検査では、体表からと膣内からの両方で超音波検査を行いますが、子宮体癌の場合は膣内からのみで行います。子宮内の腫瘍と周囲の状態について検査を行い情報を収集します。 

5.CT検査・MRI検査

子宮体癌も、子宮頸癌と同様にCT検査・MRI検査を行います。遠隔転移の有無やリンパ節転移の確認をする点も、子宮周囲の臓器への転移確認をする点も子宮頸癌と同じです。

子宮癌検査の結果と最終的な病期(ステージ)

子宮癌検査の流れと検査内容を説明しました。検査結果によって、最終的には推定の病期(ステージ)が知らされます。しかし検査結果の病期はあくまでも推定で、手術後に詳しい状況が判明した時に見直しが行われ、往々にして修正が行われる場合があります。病期は全部で4段階あり、子宮頸癌と子宮体癌で細かい違いはありますがだいたいは同じです。病期の4段階については簡単に説明します。

1.Ⅰ期:癌の原発巣に癌が留まっている状態
2.Ⅱ期:癌が少しずつ広がっているが、リンパ節転移はおこしていない
3.Ⅲ期:癌が大きく広がってリンパ節転移がある
4.Ⅳ期:癌が周辺の臓器にまで広がり、遠隔転移が認められる

ここまでの検査結果と推定の病期を元にして、これからの治療法が決められます。Ⅰ期~Ⅱ期までは、根治を目指して患部を摘出する手術などが定められています。ステージが進んでⅢ期~Ⅳ期になると、外科的な処置よりも化学療法や放射線治療を先に済ませることもあります。

子宮癌検査は基本的にスムーズ

子宮癌検査の流れと各検査内容、病期との関係について説明しました。子宮癌検査には、子宮頸癌検査と子宮体癌検査の2種類があります。どちらも患部の細胞を採取して検査してから次の段階の検査へ進むようになっています。子宮癌検査での病期(ステージ)がわかりますが、あくまで推定で手術をしてから正式なステージが決まることになります。

子宮癌検査で痛みを伴う検査は、子宮頸癌検査と子宮体癌検査どちらも組織診に使うための体組織を入手する際に痛いぐらいで、他はスムーズに進む検査ばかりです。

子宮癌検査でどういう検査をするかを確認して、心の準備を整えてから検査に臨んでくださいね。

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かしわざき産婦人科

出典:http://www.kashiwazaki.ne.jp/

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・日本受精着床学会評議員
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・日本新生児周産期学会新生児蘇生インストラクター
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